校長より


 中学生を「大人」にする青山中学校               校長 福井 正仁

校長先生の写真 昭和22年4月、港区立新星(しんぼし)中学校として、東京都立第一中学校(現在の日比谷高等学校)に併設されて開校した本校は、今年度、第70期の新入生を迎えました。各学年2学級と特別支援学級2学級、合計8学級の編制で、全校生徒数は167名です。

 私は、本校4年目になる第18代校長の 福井 正仁 でございます。

 本校の校訓は、「文武両道」、「自主自律」です。校訓を受け、開校当時から受け継がれている生徒目標は、「真剣な学習」、「節度ある行動」です。生徒目標は、学校の玄関や各教室に掲げられており、一人一人の生徒の日々の学習と生活の指針となっています。

 また、青山中学校は、「さわやかな挨拶が飛び交う温かい学校」をモットーとし、温かい人間関係を基盤に、生徒相互のコミュニケーションを大切にし、助け合い、高め合える学校です。全職員が全生徒の指導に関わることのできる規模で、生徒一人一人が学習や行事、諸活動で主役として活躍しています。

 さて、中学生の時期は、自己形成を続け、「子ども」から「大人」へ着実に成長すべき年代です。そのため、本校は、学習・生活の両面で、生徒の自主性・主体性を育てる指導を大切にしています。大人が先回りして生徒が進むべき道を完全に整備してしまうのではなく、生徒が自ら考え、目標を設定して努力を続け、試行錯誤しながらも自ら進むべき道を切り開いていくことのできる環境や条件を丁寧に整備するよう努めています。これからの変化の激しい時代を生き抜く力を培うため、主体的に生きる人を育てたいと考えます。

 さらに、青山中学校は、地域の皆様の盤石な支援体制があり、多くの校長先生のイラスト皆様に生徒に重層的にかかわっていただいてます。地域の支援による「出前授業」、大学と連携した美術館での体験学習、様々な交流活動などを実施し、一人一人の生徒の3年間の経験の質と量の充実を図っています。生徒の3年間の伸びは大変大きく、卒業後の進路選択においても、それぞれが自らの進路を切り開き、大きな成果を上げています。また、生徒の地域活動への参加が多いことも本校の特色です。

 皆様には、中学生を「大人」にする青山中学校への引き続きのご支援を賜りますよう衷心
よりお願い申し上げます。
 

校長講話

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2015/11/16

「全校防災学習」から学ぶ

Tweet ThisSend to Facebook | by モデレーター308

14日(土)は、「全校防災学習」で、学年ごとに、救命講習を受講したり、災害学習や避難所設営訓練を実施したりして、様々な体験を通して学習しました。世界中の大きな地震の3回に1回は日本で起きているという話もあり、日頃の心構えや訓練がいかに大切であるかということを再認識しました、

災害時や非常時に、中学生は、だれかに何かをしてもらうだけではなく、だれかを助ける場面も想定されます。自助、共助の大切さも学びました。

さて、東日本大震災から5年近くになる今なお、大変厳しい環境で生活している中学生も少なくありません。私たちも、世の中を広い視野で見て、自分の将来、国や世界の未来も見すえながら、多くのことを体験し、学習を積み重ねていきたいと思います。

先週、フランスのパリで、沢山の犠牲者が出る大変悲惨なテロがありました。一方で、国と国、民族と民族の間で、お互いの違いに着目して弱点を指摘するのではなく、この地球に共に生きる者として協調していくことを願って、世界中の多くの心ある人々が、考え、行動しています。

学校という集団生活の場では、たくさんの人の思いや願いが相互に関連しながら、集団がつくられます。人の弱点を指摘するときりがないでしょう。一方で、よさに着目すると、また限りがなく見つけられます。人のうわさに惑わされず、できる限り広い視野をもち、未来志向の生活をしてください。皆さんは、今、中学生ですが、これからの世界を築く世代です。広い視野がもてるよう、沢山のことを学んでください。それが、私が皆さんに期待する最も大切なことであり、「大人」へのステップです。


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